鉱物資源では、鉄鉱、マンガン、マグネサイト、金、銀、クロム鉱、石膏、雲母、亜鉛、タングステン、銅など多種類にわたって埋蔵が確認されているが、輸送設備や開発資金の不足のため、その多くは未開発の状態にある。現在、サウジアラビアとの共同で紅海沿岸の亜鉛、銀券よび銅の開発計画が推進されている。また、紅海側の丘陵で高品質の金の埋蔵（推定15万トン）が発見された。

鉱業生産実績

スーダンの工業は、農産物の加工工業が主体であり、製粉、製糖、植物性油、繊維織物、履物などで工業生産全体の約60%を占めている。

工業開発計画では、精糖工場の拡張、製紙工場の建設、セメント工場の増設が予定されている。85年には首都ハルツーム南方の大型肥料工場が完工し稼働を開始した。

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